パスポートの申請と受取方法

海外に行ったり帰ってきたりと、国を跨ぐ際には必ずパスポートが必要になります。最近ではオンラインでも申請ができるようになったりして利便性も上がってきていますが、外国に出発する際には十分な有効期限も必要になってくるので、注意が必要です。

パスポートって何？

海外旅行にはパスポートが必須

言うまでもないとは思いますが、パスポート（旅券）は海外旅行に必須のもので、国際的に通用する身分証明書です。これは日本国政府が外国政府に対して、その所持人が日本国民であることを証明し、安全に旅行をするために発行しているICチップ入りの公文書なんです。

出国した後も現地で必要になる事もあります。例えば、トラベラーズチェックを使用するときも必要になったり、お酒を買う時に年齢確認の為の身分証明書としても使えます。

とは言え、旅行中に紛失なんかしてしまったら今度は帰国できなくなってしまうので、大切に扱って絶対に紛失しないようにしてください。

パスポートには種類がある

パスポートには有効期限があって、10年用と5年用の2種類があります。違いは有効期間と手数料くらいなので、渡航目的などによって合ったほうを選ぶといいと思います。ただし、申請時に20歳未満の人は成長過程も加味してるんだと思いますが。5年用のみの申請になっています。

パスポート有効期限の注意点

ハワイ旅行を含め海外旅行をする時は、 帰国日までの有効期限がないと出国できない ので、既に持っている人は特にパスポートの有効期限には注意が必要です。期限切れが近い方は、事前に新しいパスポートを申請しておいてください。

パスポートの申請方法

日本国内でパスポートの発給申請を行う場合は、原則として住民登録のしてある都道府県の旅券課、出張所の申請窓口で行う必要があります。申請してから受領までは書類等に不備がなくても約1週間程かかります。（昔は2週間くらいだったのに早くなってます）
※追記：現在、要件を満たしていれば更新時にのみオンライン申請が可能で、受け取りは従来通り
　詳しくは外務省WEBページにあるパスポート（旅券）国内からオンライン申請するを参照してください。

必要書類

※戸籍謄本／戸籍抄本や本人確認書類等、詳しくは外務省WEBページにある各都道府県のパスポート申請先都道府県ホームページも見てみてください。

戸籍謄本または戸籍抄本　1通 6か月以内の発行のものでコピーは不可	パスポート用の写真サイズ
住民票　1通 6か月以内の発行のものでコピーは不可
パスポート用写真　1枚 指定サイズで6か月以内に撮影のもの
本人確認書類　1点または2点 運転免許証等の公的なもの

現住所や戸籍の関係で、必要な書類を用意するのに時間がかかったりする事もあるので、旅行の計画が決まったら逆算してできるだけ早めに手配しておいた方が安心だと思います。

パスポートの受領

 受け取りは本人のみ可能 で、代理人受け取りや郵送はできません。小さいお子様の場合はご家族が一緒に取りに行かないと受領できないので注意してください。
それと、申請した日から6カ月以内に取りに行かないと無効になってしまいます。申請時に渡された旅券引換書に書かれた交付予定日以降、できるだけ早めに取りに行ってください。

受領に必要な物

• 一般旅券（パスポート）引換書
  

• 手数料
  • 10年用：20歳以上 16,000円
  •   5年用：12歳以上 11,000円
  •   5年用：12歳未満 6,000円

※一般旅券引換書は申請した時にもらいますので、受領の時にもっていってください。手数料は現金ではなく、証紙／印紙を購入る形になります。購入は各都道府県のパスポートセンターや受領窓口の近くで売っています。